CD 書き込みのヒント
ここでは、CD を書き込むときによく起こる問題を回避するための簡単な方法について説明します。これらのヒントは、ディスクを正しく作成するのに役立ちます。
- できるだけ高品質のディスクを使用します。高品質のディスクは、通常、低価格のディスクよりも欠陥率が低いため、ディスクが正しく作成される確率が高くなります。
- 書き込みを行う前に、ディスク (特に書き換え可能ディスク) に汚れや傷がないことを確認します。頻繁に使用していると、ディスクの表面の傷や汚れがひどくなることがあります。傷や汚れのために書き込みが失敗する場合があります。
- 書き込み中は、多くのアプリケーションを実行しないようにします。使用している PC の処理速度や使用可能なメモリ容量によっては、一度に多数のアプリケーションを実行すると、書き込み処理中にデータが失われる可能性があります。
- RealTimes (RealPlayer)で作成したオーディオ CD を CD プレイヤーで正常に再生できない場合は、バッファアンダーランの問題を減らすために、[オプション] ダイアログ ([CD ライター] - [オプションの編集]) で書き込み速度を遅くしてみてください。バッファアンダーラン保護機能付きのドライブでもバッファアンダーランがまったく起きないようにすることはできません。これらのドライブは、ディスク上の少し離れた場所にある情報をリンクすることによって書き込み中の失敗を回避するだけです。バッファアンダーランが非常に多く発生する場合は、ディスクが、標準的な CD プレイヤーで読み取れなくなる可能性があります。
- ドライブに適したディスクを購入します。メディアがドライブの速度に対応していることを確認してください。高速なメディアには、低速な書き込み (4 倍速など) にも対応していると記載されていますが、ほとんどの低速なドライブは、最新の高速メディアに適切に書き込むことができません。
- ディスクを適切に保管します。日光が当たる場所や高温になる場所にディスクを置かないでください。直射日光や明るい蛍光灯による熱や紫外線は、ディスクで使用されている染料に影響を与えます。
- MP3 CD に書き込んだファイルをポータブルプレイヤーでうまく再生できず、ライブラリ内の元のデータが MP3 である場合は、それらを RealAudio に変換してから、MP3 CD に書き込んでみてください。これにより、ファイルが強制的に MP3 に再変換されます。
- マルチセッション CD を再生できないポータブルプレイヤーもあります。マルチセッション ディスクを作成する前に、プレイヤーの仕様を確認してください。ディスクを終了処理すると ([オプションの編集] ダイアログで [マルチセッション ディスクを作成する] チェックボックスをオフにします)、お使いのプレイヤーで再生できるようになります。
- 一部のトラックが CD に収まらない場合は、目的のトラックが収まるようにトラックのリストの順序を変更してくみてださい。ディスク上のスペースは、書き込みトラックリストの一番上から順に割り当てられます。トラックの順序を変更するには、トラックを別の位置にドラッグするか、[編集] メニューの [移動] コマンドを使用してリスト内のトラックを上下に移動します。
- 以前に作成した CD のコピーを作成するには、CD ライターを開き、サイドバーで [マイ ライブラリからトラックを追加] をクリックします。カテゴリリストの下部にある [CD の履歴] を選択します。最近作成した CD をリストから選択します。[選択したアイテムを CD に追加] をクリックして、書き込むコピーを準備します。
注意: [CD の履歴] に表示される CD の数は、[CD ライター] 環境設定で変更できます)。 - ドライブに適した高品質なメディア (上記を参照) を使用して書き込み中に何度もエラーが発生する場合は、[オプション] ダイアログ ([CD ライター] - [オプションの編集]) で書き込み速度を遅くするか、RealPlayer - [環境設定] - [CD ライター] メニューでデフォルト値を変更してください。